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水際対策、日本は甘い? 帰国した記者が見た「強制隔離」

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ホテルの最終日に提出する唾液をためる容器。これが4回目の検査だ=千葉県成田市で2021年3月17日午前7時ごろ、平塚雄太撮影
ホテルの最終日に提出する唾液をためる容器。これが4回目の検査だ=千葉県成田市で2021年3月17日午前7時ごろ、平塚雄太撮影

 インターネット上で「日本は甘い」とも指摘される新型コロナウイルスの入国者への水際対策だが、実際はどうだろうか。3月に変異株の流行国に指定されたスイスから、2歳の息子を連れ家族3人で帰国した記者がその実態を報告する。

 現在、日本に入国できるのは日本国籍を持つ帰国者か在留資格のある一部の外国人に限定され、入国翌日から2週間の自主隔離が求められる。変異株が流行していると指定された国・地域からの場合は、入国日から3泊4日は国が指定したホテルに滞在しなければならない。ホテルへの移動は警察官が見張っていたり、廊下には監視員がいたりする例もあり「強制隔離」と表現する人もいる。

帰国前後に4回検査

 記者は2020年7月から、仕事で海外赴任をした妻に合わせ、育児休暇を取得しスイスに渡っていた。妻の赴任も私の育休も新型コロナの流行前から決まっていて中止はできなかった。妻も私も21年4月から国内勤務に復帰するため、3月13~14日にかけて帰国することになった。

 スイスのジュネーブ空港からオランダ経由で成田空港に帰国したが、①スイスで出国前72時間以内のPCR検査②出国前4時間以内の抗原検査③成田空港到着時の検査④到着の翌日から3日目の検査――の計4回の検査を受けなければいけなかった。

 出国2日前に受けた①の検査では3人とも陰性で、いよいよ出発だ。スイス時間の13日午前7時台の出発便に乗るため、午前4時に起床してジュネーブ空…

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