特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

まん延防止要請、都が8日判断 小池知事「隣県連携は今後検討」

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
新規陽性者数の今後の推移を推計したグラフを報道陣に見せ、危機を訴える東京都の小池百合子知事=都庁で2021年4月7日午後3時43分、黒川晋史撮影 拡大
新規陽性者数の今後の推移を推計したグラフを報道陣に見せ、危機を訴える東京都の小池百合子知事=都庁で2021年4月7日午後3時43分、黒川晋史撮影

 東京都の小池百合子知事は7日、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の適用を国に要請する準備を始めたことを明らかにした。8日に専門家が参加する都のモニタリング会議を開き、その意見を踏まえて判断する。都内の7日の新規感染者は555人で、約2カ月ぶりに500人を超えるなど増加傾向が続いており、早期の対応が必要と判断した。政府は都の要請を受け次第、週内にもまん延防止措置を東京に追加適用する調整に入った。

 まん延防止措置が適用されると、知事は飲食店に営業時間短縮を命じるなど、緊急事態宣言に準じた対応を取ることができる。小池氏は7日、新型コロナ対応を担当する職員への訓示で「(感染状況は)厳しい状況だと認識しなければならない。国にまん延防止措置の要請に向けた準備に入る段階だと考えている」と述べた。訓示後、報道陣の取材に対し、神奈川、埼玉、千葉の3県との連携については今後検討するとした。

 菅義偉首相は7日、都へのまん延防止措置の適用について「新規感染者数、病床の状況を勘案して、専門家の意見を伺いながら決定したい」と首相官邸で記者団に述べた。

記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2021年4月7日午後6時52分、竹内幹撮影 拡大
記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2021年4月7日午後6時52分、竹内幹撮影

 都内では緊急事態宣言が3月21日に解除された直後から、繁華街で夜の人出が急増。新規感染者の7日間平均は宣言解除時に301・1人だったが、今月7日時点では417・0人にまで増えた。1日に開かれた都のモニタリング会議では「主要駅や繁華街などの人出が多く、第3波を超える感染拡大が危惧される」との指摘が出ていた。

 都内では新型コロナの変異株も広がっており、3月下旬からは都のスクリーニング(ふるい分け)検査で確認される変異株の感染者が1日20人以上となる日もある。都は、東京より3週間早く緊急事態宣言を解除した大阪府などで変異株が広がっている現状を踏まえ、変異株のPCR検査の規模を拡大するなど体制強化を進めている。都幹部は「新型コロナの感染者は、増加は早いが、減少には時間がかかる。早期に手を打つ必要がある」と話している。【黒川晋史、古関俊樹、藤渕志保】

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集