ジブチ派遣自衛隊、感染20人超に 目立った症状なく、容体安定

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防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影 拡大
防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影

 防衛省は7日、ソマリア沖などでの自衛隊による海賊対処を支援するアフリカ東部ジブチの活動拠点で、派遣された隊員17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。今月2~3日に隊員計4人の感染が確認されており、20人を超えた。勤務ローテーションを組むなどしており、同省は「任務に影響は出ないように努める」としている。

 自衛隊の拠点は2011年6月、ジブチ国際空港に隣接して開設され、事務所や隊舎、航空機の整備用格納庫などがある。海賊対処の「支援隊」として交代で派遣される、陸上自衛隊と海上自衛隊の計約110人が、拠点の警備や各種調整などに従事している。支援隊に所属していない海自隊員約70人も拠点を利用している。

 まず発熱や頭痛などを訴えた隊員4人が、拠点内の医務室で簡易な抗原検査を受け陽性反応が出た。拠点で感染が広がっているのかどうかを見極めるため、ジブチの医療機関などの協力でPCR検査を全員に行ったところ、感染者が相次いで確認された。目立った症状はなく、容体は安定しているという。

 新型コロナの世界的な感染拡大を受け、支援隊は日本を出国する前に、検査で陰性を確認。ジブチの拠点からは外出していないといい、来訪者との接触など感染経路を調べている。【松浦吉剛】

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