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大阪府内公道での聖火リレー中止 東京五輪組織委が意向了承

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国立競技場前に設置された五輪モニュメント=東京都新宿区で2020年3月23日午後2時29分、吉田航太撮影 拡大
国立競技場前に設置された五輪モニュメント=東京都新宿区で2020年3月23日午後2時29分、吉田航太撮影

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は7日夜、大阪府内で13、14日に予定されていた東京五輪の聖火リレーについて、公道での実施を中止し、同府吹田市の万博記念公園内で無観客で開催すると発表した。吉村洋文知事が7日午後、府内の公道では全て中止とする意向を定例記者会見で表明。新型コロナウイルスの感染急拡大を受けた判断で、組織委も府の意向に応じた。

 府は7日、新型コロナの独自基準「大阪モデル」で「赤信号」をともし、8日から府全域で外出を控えるよう府民に要請。吉村知事は「不要不急の外出自粛が求められる場合は公道でのリレーを中止する」という組織委の基準に府全域が該当することになったと説明した。

 当初計画では万博記念公園は13日のゴールの到着式典「セレブレーション」の会場だった。組織委によると、公園内の代替コースは調整中で、参加予定だった約200人のランナーは希望すれば全員が走れるという。大きな音響でSNS(ネット交流サービス)上などで批判されたスポンサー車両は走行しない見込み。各日のゴール地点でセレブレーションを開くかどうかは決まっていない。

 一つの都道府県の全域で公道を走らないのは初めて。府の聖火リレー実行委によると、府内では13、14の両日で18市町の182区間(約40キロ)を巡る計画だった。組織委の武藤敏郎事務総長は「公道を走って機運醸成を図るのが望ましいが、新型コロナという異常な状況でリスクを極力抑えるためにはやむを得ない。むしろ、安心安全なやり方」と強調した。

 一部区間の中止を決める場合、地元の聖火リレー実行委が組織委と協議した上で、組織委が最終的に判断する。組織委は都道府県に緊急事態宣言や不要不急の外出自粛要請が出ている場合、公道でのリレーを見送り、各日のゴール地点となるセレブレーション会場では無観客による点火式を実施すると決めていた。【鶴見泰寿、石川将来、小林悠太】

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