祝祭大狂言会2021 野村万作・萬斎・裕基3代と一門で 25日・大阪

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「祝祭大狂言会2021」への意気込みを話す野村万作(右)と野村萬斎=畑律江撮影
「祝祭大狂言会2021」への意気込みを話す野村万作(右)と野村萬斎=畑律江撮影

 能楽狂言方和泉流の人間国宝、野村万作を筆頭に、息子の野村萬斎、その息子の野村裕基の3代がそろい、一門の狂言師と共に繰り広げる「祝祭大狂言会2021」が25日午後3時、大阪・フェスティバルホールで開かれる。

 2年に1度の狂言会。今年は3演目で、人気曲「二人袴(ふたりばかま)」から。聟(むこ)が兄に付き添われて妻の実家にあいさつに行くが、礼装の長袴(ながばかま)が一つしかない。兄弟は場をどう切り抜けるか――。聟に裕基、兄に野村太一郎。

 次は不条理の味がある異色の名曲「月見座頭」。名月の夜、虫の音を楽しむ座頭が、声をかけてきた男と意気投合し、酒を酌み交わして機嫌良く別れる。ところが男は引き返し、別人を装って意外な行動をとる。座頭に万作、男に萬斎。万作は「1人の人間の中にある善と悪を、座頭が2人の人間だと勘違いします。自分なりの“完成”に近づけて演じたい」と語る。

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