東日本大震災10年

畑が心のよりどころ ジャガイモ植え、古里思う 避難者と住民「あゆみの会」 越谷 /埼玉

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あゆみの会会長の石上清さん(左)と事務局長の鈴木仁さん=埼玉県越谷市花田で2021年3月18日、武田良敬撮影
あゆみの会会長の石上清さん(左)と事務局長の鈴木仁さん=埼玉県越谷市花田で2021年3月18日、武田良敬撮影

 200坪ほどの畑を心のよりどころに、東日本大震災の避難者と住民が共生し親睦を図るグループが越谷市にある。「あゆみの会」。コロナ禍で花見会などのイベントができない中、3月中旬、久しぶりに集い、ジャガイモを植え付けた。【武田良敬】

 同市花田地区。住宅街に隣接したその畑は菜花が咲き、夏大根やニラが芽吹いていた。

 「畝掘んの曲がってっど」「あんだやー。親さ農家だったけんどねえ」。この日参加したのは十数人。顔をほころばせ、土を耕し種芋を植えた。「畑があってこそ。ありがたいね」と石上清会長(69)は目を細めた。

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