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<見・聞・楽 かんさい楽(がく)>
「戦闘服はスカート」と公言する男性が率いる日本障がい者ファッション協会(大阪府茨木市)は、障害や性別への偏見をなくしたいとの思いを込めた服「ボトモール」を作った。「誰もが着やすく、着たくなるものを。おしゃれで福祉を華やかに」。夢は、ボトモールを着た車いすのモデルがパリ・コレクションのランウエーを飾ること。
ボトモールは、同協会代表理事の平林景さん(43)が中心になり、昨年発表した巻きスカート。英語の「ボトム(底)」と「オール(全て)」を掛け合わせて名付けた。男女どちらも着られる柄にし、着脱しやすいよう、面ファスナーで留める方式を採用した。座った状態で美しいシルエットを生み出せるよう、前部の丈の長さにもこだわっている。
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