ブランド庵治石 10年目の再出発 「使えるアート」に挑戦 墓石・灯籠→日用雑貨品→付加価値アップへ /香川

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「AJI PROJECT」の商品を見つめる二宮石材の二宮力さん(左)と高松市牟礼庵治商工会の平田宗展さん=高松市牟礼町で、西本紗保美撮影
「AJI PROJECT」の商品を見つめる二宮石材の二宮力さん(左)と高松市牟礼庵治商工会の平田宗展さん=高松市牟礼町で、西本紗保美撮影

 高級石材「庵治(あじ)石」を用いた商品ブランド「AJI PROJECT」が高松市で設立されて10年目を迎えた。職人の高い技術力を生かした雑貨や日用品が人気を集め全国に販路を拡大。材料不足もあって4月からは法人化して新たなブランドに衣替えし、より付加価値の高い商品を展開する。素朴でシンプル、温かい雰囲気を持つ庵治石の魅力を探った。【西本紗保美】

 高松市北東部、五剣山のふもとにある二宮石材(牟礼町)の工場に灰色の四角い石材が並ぶ。職人が専用のノズルを筆のように操って研磨剤を吹き付け、「とめ」や「はらい」の仕上がりを確認。慎重に字を彫り出し、墓石に仕上げていく。経営する二宮力さん(52)は「庵治石は粒子が細かく、繊細な表現ができる」と魅力を語る。

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