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英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズなどによる東芝への買収提案は、東芝経営陣と「物言う株主」の間で深まる対立が呼び水になったとの見方が広がっている。6月の定時株主総会で、車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)の再任に多くの株主の賛同が得られるかどうかが焦点になる中、車谷氏の「古巣」であるCVCの登場で、両者の力関係が変化する可能性が出てきた。
「提案は来ている。これから取締役会で議論する」。東芝の車谷氏は7日朝、「英投資ファンドが東芝に買収提案」との一部報道を受けて集まった記者団の取材に淡々と応じた。
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