韓国2市長選・与党惨敗 文政権離れ加速 野党「怒りの表れ」

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 来年3月にある韓国大統領選の前哨戦と位置づけられた7日の首都ソウルと釜山の市長選で、政権与党「共に民主党」の候補が惨敗したことは、文在寅(ムンジェイン)大統領の求心力低下を強く印象づけた。任期満了まで1年余りとなる中、政権のレームダック(死に体)化が加速しそうだ。

 「国民の常識が勝つ。政府に対する怒りが表れた」。最大野党で保守系の「国民の力」の金鍾仁(キムジョンイン)非常対策委員長は7日夜、今回の選挙をこう評した。

 両市長選はいずれも、「共に民主党」所属の前職がセクハラ疑惑でそれぞれ自殺・辞任したことに伴うもので、政府・与党には元々、逆風の選挙。そこを直撃したのが、市民に身近な不動産問題だった。価格の高騰に歯止めをかけられない中、3月には宅地開発を担当する韓国土地住宅公社(LH)の職員がインサイダー情報をもとに土地を取得した不正疑惑が次々発覚。市民からの厳しい批判にさらされている。

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