- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
嫁ぎ先には義母の圧力鍋があり、十数年使った。その後は嫁入り道具として持っていった鍋を、これも10年以上使った。そして、蓋(ふた)のパッキンが利かなくなった頃、友人から「使って」と、新品同様のものを譲り受けた。
その鍋はズシリと重く、しっかり圧力がかかり、玄米や豆類、丸ごと野菜の煮込み料理に重宝していた。とても気に入っていたのだが、数年前にやはりパッキンが劣化し、交換の部品があるか調べたが見つけられなかった。
それからは、実家の母からもらった圧力鍋を使っていた。炊き上がりには満足できないけれど、使えるものがあるのに新品を買うのは気が引け、我慢してきた。
この記事は有料記事です。
残り248文字(全文527文字)