処理水海洋放出方針で与党動揺 次期参院選「東北全滅」危惧も

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汚染処理水をためるタンクなどの施設が造られた東京電力福島第1原発=福島県大熊町で2021年2月13日、本社ヘリから手塚耕一郎撮影
汚染処理水をためるタンクなどの施設が造られた東京電力福島第1原発=福島県大熊町で2021年2月13日、本社ヘリから手塚耕一郎撮影

 政府が13日にも、東京電力福島第1原発のタンクにたまる汚染処理水を海洋放出する方針を決定する見通しとなり、次期衆院選への影響を懸念する与党内に動揺が広がっている。首相官邸から福島など被災地選出議員への根回しもほぼなかったため、「なぜ今なのか」と菅義偉首相の判断をいぶかしむ声が少なくない。野党側からはさっそく反対論が出ている。

 「(海洋放出決定は)選挙が終わってからにしてほしかった。東北の我々には逆風だ」。自民党の被災地選出議員の一人は8日、次期衆院選が厳しい展開になると嘆いた。7日午後、菅首相と全国漁業協同組合連合会の岸宏会長が首相官邸で会談し、…

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