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コロナステージ指標に「入院率」新設 分科会、修正案を大筋合意

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政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=東京都千代田区で2020年12月23日午後7時51分、原田啓之撮影 拡大
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=東京都千代田区で2020年12月23日午後7時51分、原田啓之撮影

 政府の有識者会議「新型コロナウイルス感染症対策分科会」(尾身茂会長)は8日、感染状況を示す4段階のステージを判断する指標に、医療の逼迫(ひっぱく)状況を把握するため「入院率」を新設することなどを盛り込んだ修正案を大筋で合意した。

 入院率は、療養中の感染者がどのくらい病院で入院治療を受けられているかを示す指標。感染状況が最も深刻なステージ4は25%以下、その手前のステージ3は40%以下と設定した。人口10万人あたりの療養者数はステージ4が25人以上から30人以上、ステージ3が15人以上から20人以上と、それぞれ緩めた。

 各ステージで必要な対策として、4で緊急事態宣言の検討、3でまん延防止等重点措置の活用を挙げる。感染者数が少ない段階でも急増の予兆をつかんで早期に対策を取るために、夜の歓楽街の滞在人口や感染拡大のスピードなどの指標を注視するよう求める。

 冬の「第3波」では、ステージ3の指標に達しても国や都道府県が飲食店の営業時間短縮要請など十分な対策を行わず、感染拡大を招いたとの指摘がある。見直し案では、必要に応じて分科会がステージ判断の助言をすることを盛り込んだ。

 8日の議論では、分科会のメンバーから「入院率などの数値が適切かどうか検証が必要だ」との意見が出た。次回の分科会で再度議論した上で正式に決定する。【原田啓之、中川友希】

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