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東京商工リサーチが8日発表した2020年度の全国の企業倒産(負債額1000万円以上)は、前年度比17・0%減の7163件だった。2年ぶりに減少に転じ、バブル期の1990年度(7157件)以来、30年ぶりの低水準となった。新型コロナウイルス感染拡大を受けた実質無利子・無担保融資などの公的支援が企業の資金繰りを下支えした。
負債総額は4・5%減の1兆2084億円と3年連続で減少し、31年ぶりの少なさだった。レナウンをはじめ大型倒産は増加したが、全体の件数が減少したことなどで金額は抑えられた。新型コロナ関連倒産は1148件。
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