ペルー大統領選、11日に投開票 ケイコ・フジモリ氏ら混戦

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マスク姿で選挙活動を続けるケイコ・フジモリ氏(中央)=ペルーの首都リマ郊外で2021年3月24日、AP 拡大
マスク姿で選挙活動を続けるケイコ・フジモリ氏(中央)=ペルーの首都リマ郊外で2021年3月24日、AP

 南米ペルーで任期満了に伴う大統領選が11日、投開票される。本命不在の接戦となる中、得票が過半数に達する候補は出ない見通しで、上位2位で争う決選投票にもつれ込む可能性が高い。

 選挙戦には18人が立候補。地元調査会社IEPが今月に入り発表した世論調査では、アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で、野党党首の中道右派ケイコ・フジモリ氏(45)=日系3世=の支持率が9・8%で、経済学者で右派のエルナンド・デ・ソト氏(79)と並び同率首位だった。ただ、別の世論調査では元国会議員の中道左派ジョニー・レスカノ氏(62)が支持率14・7%でトップを走り、ケイコ氏は5位となるなど、上位5人が激しく競り合っている。

 11日の第1回投票で過半数を獲得する候補がいない場合、決選投票は6月6日に予定される。

 ケイコ氏は2011年と16年の2回の大統領選で決選投票に進んだが、いずれも僅差で敗れた。過去の大統領選を巡る不正資金受領事件で21年3月に起訴され、禁錮30年10月を求刑されたばかり。ペルーではケイコ氏以外の汚職疑惑も噴出し、国民の政治不信が高まる中、3度目の挑戦となる今回は支持が伸び悩んでいる。【サンパウロ山本太一】

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