英国、香港民主活動家・羅冠聡氏の亡命申請承認 国安法で指名手配

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毎日新聞のインタビューに応じる羅冠聡氏(オンライン取材の映像を撮影) 拡大
毎日新聞のインタビューに応じる羅冠聡氏(オンライン取材の映像を撮影)

 香港の民主活動家で英国に滞在中の羅冠聡(らかんそう)氏(27)は7日、英政府が自身の亡命申請を承認したとツイッターに投稿した。羅氏は、香港国家安全維持法(国安法)で香港当局に指名手配されており、ツイッターに「私に支援と助言をしてくれた全ての人に感謝したい」と記した。

 羅氏は元立法会(議会)議員で、2014年の民主化要求デモ「雨傘運動」の元学生リーダー。国安法が施行される直前の20年6月、英国に脱出した。同年12月、英政府に亡命申請していた。羅氏はツイッターで「私は過酷な政治的迫害に遭っており、リスクなく香港に戻ることはできないだろう」と指摘した。

 羅氏は英国から香港の民主化運動を推進。中国政府に対する圧力を強めるよう国際社会に呼びかけてきた。今年3月には、海外にいる他の民主活動家らと共に「2021香港憲章」と名付けた今後の活動方針を発表していた。20年にはノーベル平和賞の有力候補だと報じられた。【台北・岡村崇】

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