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ジブチ派遣自衛隊員130人で親睦会 コロナ感染21人 

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防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影 拡大
防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影

 防衛省は7日、ソマリア沖やアデン湾での海賊対処を支援するためアフリカ東部ジブチに設けられた自衛隊の活動拠点で、20~40代の自衛隊員計21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。この拠点で活動する約180人のうち約130人が3月末、スポーツ交流会に参加し、飲酒を伴う親睦会もしていたことが8日に判明。防衛省は「感染者が参加していた可能性は否定できない」とし、参加者の特定と感染対策が徹底されていたかを調べている。

 さらに、感染者2人が3月下旬に公務で外出した際、事前に部隊に届け出ず、拠点外で飲食をしていたことも判明した。

 自衛隊の拠点は、2011年6月、ジブチ国際空港に隣接して開設され、事務所や隊舎、哨戒機の整備用格納庫などがある。海賊対処の「支援隊」として陸上自衛隊と海上自衛隊から派遣された計約110人が、警備や物資の調達、各種調整に従事している。支援隊以外にも、哨戒機の運用に当たる「航空隊」の海自隊員約70人も拠点を利用している。

 防衛省によると、親睦会はスポーツ交流会の後に拠点内の体育館で行われ、1人につき缶ビール1本程度が用意された。親睦会後も、一部の隊員は拠点内の厚生施設で飲酒を続けていた。

 支援隊の隊員4人が発熱や頭痛などを訴え、今月2~3日に拠点内の医務室で簡易な抗原検査を受けたところ、4人とも陽性反応が出た。ジブチ軍などの協力を得て、より精度が高いPCR検査(遺伝子検査)を全隊員に実施した結果、感染が相次いで判明した。重症者はいない。

 統合幕僚監部によると、新型コロナの世界的な感染拡大を受け、隊員たちは日本を出国する前、検査で陰性を確認した。ジブチの拠点から私的な外出は基本的にないと説明している。【松浦吉剛】

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