早くもアーチ3本目 「すごいルーキー」監督うならせるDeNA牧

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
六回表DeNA2死一塁、牧が左越え2ランを放つ=バンテリンドーム 拡大
六回表DeNA2死一塁、牧が左越え2ランを放つ=バンテリンドーム

○DeNA5―2中日●(8日・バンテリンドーム)

 DeNAが今季初のカード勝ち越しを決めた。

 DeNAの新人・牧の勢いが止まらない。開幕から3番に座るルーキーは早くも3本目の本塁打をマーク。これで打率4割3分1厘、13打点でリーグ2冠だ。初対戦となるプロの投手にも適応する姿は並の新人ではない。

 1点を追う六回2死一塁。中日の先発左腕・松葉が投じた初球のカーブを完璧に捉えた。鋭い打球は左翼席へ飛び込む3号2ランに。初球をカーブから入る配球は、四回の第2打席も同じ。「甘くなったらがっついていこうと決めていた」。試合の中で相手の球筋や配球を学びながらすぐに結果を出し、三浦監督を「本当にすごい成長力。すごいルーキーです」とうならせた。

 長野・松本第一高から進学した中大時代は大学日本代表の4番も経験。DeNAでは昨季までロペスが背負った背番号「2」を受け継いだ。開幕戦こそ無安打に終わったが、ここまで12試合中8試合で複数安打をマーク。ロペスとも重なる、どっしりと腰を落として構えるフォームから安打を量産している。

 6日には球団通算8000号の本塁打を放った。実力に加えて「運」も味方に周囲の注目は増すばかりだが、本人は冷静だ。「シーズンは長い。難しい球を見逃し、1球で仕留められるように頑張りたい」。来日が遅れた外国人選手を欠く打線の中心には頼れる22歳がいる。【細谷拓海】

あわせて読みたい

注目の特集