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震災10年・首長に聞く

東日本大震災からまもなく10年。被害が大きかった自治体の首長に、復興の進捗や直面する課題などについて聞きました。

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震災10年・首長に聞く

遠藤智・広野町長 「共生」新時代へ躍進 医療・福祉・介護、高齢者を支え /福島

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遠藤智・広野町長=福島県広野町役場で2021年2月8日、柿沼秀行撮影
遠藤智・広野町長=福島県広野町役場で2021年2月8日、柿沼秀行撮影

 ――東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年という節目を迎えた。今をどうとらえているか。

 一言で表すなら「躍進」だ。私が町長に就任した翌年の2014年の年明けに、その年の目標を「希望の年」と掲げた。以来、毎年、新たな目標を掲げ、震災10年目の20年は復興する元気な姿をイメージして「飛翔」とした。さらに今年は古里復興に取り組んだ10年間の経験をベースに、新たな10年を見据えたキーワードを考えた。

 町は原発事故で一時全町避難を強いられ、現在、約4700人のうち9割が戻っている。一方、廃炉事業や復興関連の仕事に従事する人、他市町村からの避難者らを合わせた人口は計約6500人となり、「共生のまちづくり」が課題となる。新たな時代の町の姿を着実に進める。その将来像はまさに「躍進」だ。

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