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焼き肉店食神苑(広陵町) 元気ホルモン焼き鍋 “幻の味”を持ち帰り /奈良

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「食神苑」の「元気ホルモン焼き鍋」。炭火でじっくり焼くため、ホルモンが苦手な人も食べやすいという=奈良県広陵町で、稲生陽撮影
「食神苑」の「元気ホルモン焼き鍋」。炭火でじっくり焼くため、ホルモンが苦手な人も食べやすいという=奈良県広陵町で、稲生陽撮影

 広陵町に店舗のある焼き肉店「食神(しょくじん)苑」が、創業直前の25年前に苦労してレシピを完成させながら販売できなかった“幻の味”をテークアウト専用メニュー「元気ホルモン焼き鍋」として発売した。当時珍しかった焼き鍋料理「ちりとり鍋」の一種で、店内で炭焼きしたホルモンを瞬間冷凍した自信作。4月末には、子ども食堂などの資金を募るクラウドファンディング(CF)に挑戦する計画だ。【稲生陽】

 同店女将(おかみ)のオーナー、松本栄子さん(56)と妹の山内正美さん(53)が1996年に創業。飲食業の知識はなく、大阪・鶴橋の焼き肉店に憧れて飛び込んだが、地縁や血縁が重視される肉業界で苦労の連続。韓国語を学んで本場に渡り、秘伝のタレを受け継ぎ、廃業店の仕入れルートを職人ごと引き継ぐ幸運もあった。

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