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東芝経営問題

1875年創業の「名門」東芝が、会社全体を事業別に3分割する方針を発表。事実上の“解体”の先には…。

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東芝、社内に買収提案検討チーム設置 取締役会で対応協議へ

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東芝=東京都港区で、内藤絵美撮影
東芝=東京都港区で、内藤絵美撮影

 英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから2兆円超の買収提案を受けた東芝は、提案内容を検討する社内チームを立ち上げた。近くCVCから正式な提案があるとみられ、詳細な提案内容を聞き取り、経営への影響を精査する。これを踏まえ、月内にも開く取締役会で対応を協議する見通しだ。

 東芝によると、6日にCVCから初期的な提案があった。同日の株価終値に3割程度上乗せした水準となる1株5000円程度で株式の大半を買い取り、株式を非公開化する内容という。7日の取締役会では、こうした内容が報告され、次回以降、対応を慎重に検討していく方針で一致した。

 車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)は2018年4月に東芝トップに転じるまで、1年弱にわたりCVC日本法人で会長を務めた。東芝社外取締役の藤森義明氏は現在も同法人の最高顧問を務めている。こうした関係にあるCVCからの買収提案には「東芝やその株主の利益と矛盾しかねない」と懸念する声もある。経営陣と対立する他の投資ファンドなど既存株主の理解を得るためにも、透明性の確保が不可欠となっている。

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