古代エジプトの都市遺構発見 ツタンカーメン時代“ポンペイ級”か

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ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿=2017年9月、篠田航一撮影
ルクソールのハトシェプスト女王葬祭殿=2017年9月、篠田航一撮影

 エジプトの考古学専門家による発掘チームは8日、同国南部ルクソールのナイル川西岸で3400年以上前に造営された古代都市の遺構が出土したと発表した。古代エジプトの新王国時代最盛期とされるアメンホテプ3世や少年王ツタンカーメンが統治した当時のものという。ロイター通信は、古代の生活ぶりなどを今に伝える「極めて重要な発見」とする米国専門家の声を伝えている。

 エジプトの元文化財担当国務相のザヒ・ハワス博士率いるチームの発表によると、今回の遺構は、新型コロナウイルス禍の中で昨年9月に始めた発掘作業で見つかった。当初はツタンカーメンの葬祭殿を探していたという。

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