被爆ピアノ、平和奏でよ 広島の調律師、資料館建設へ

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被爆したピアノの前で資料館の建設について語る矢川光則さん=広島市安佐南区で2月3日
被爆したピアノの前で資料館の建設について語る矢川光則さん=広島市安佐南区で2月3日

 広島で原爆に遭った「被爆ピアノ」を修復し、各地のコンサート会場に送り届けている調律師の矢川光則さん(68)=広島市安佐南区=が、寄贈された6台などを展示する資料館の建設を進めている。平和学習に利用してもらう考えで、矢川さんは「年齢を重ねて活動ができなくなる前に資料館を建て、子どもたちがいつでもピアノに触れられるようにしておきたい」と話している。

 資料館は6月のオープンを目指し、安佐南区で営むピアノ工房の敷地内に私費など千数百万円をかけて建設中。ピアノとともに寄贈された被爆前後を伝える資料も公開し、平和学習での利用を念頭に解説映像を流す大型スクリーンを設置する。被爆ピアノのほか名古屋など他の場所で空襲を受けた4台も展示し、自由に触れられるようにする。

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