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大阪・兵庫で感染者急増、再び病床不足 「第4波」へ備え進まず

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新型コロナウイルス感染症の重症患者の治療を行う近畿大病院の看護師=大阪狭山市の同病院で2021年3月(同病院提供)
新型コロナウイルス感染症の重症患者の治療を行う近畿大病院の看護師=大阪狭山市の同病院で2021年3月(同病院提供)

 新型コロナウイルス感染症の急拡大で、関西などの病院が再び病床不足に陥っている。国は3月に病床確保で新たな対策を講じるよう各都道府県に通知を出したものの、「第4波」は早くも現実味を帯びる。医療体制の整備は間に合うのか。【松本光樹、原田啓之、熊谷豪】

大阪の重症病床使用率 80%超え

 大阪府では10日、918人の新規感染者が確認され、過去最多を更新した。重症病床の使用率は80%を超えた。府では、重症者向けに確保した病床を224床とするが、実際の運用は人材の確保難などから10日時点で211床にとどまる。さらに重症者用に100床を確保するため各病院に働きかける。

 りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)も、府からコロナ病床の上積みを求められている。要請に応じるつもりだが、倭(やまと)正也・感染症センター長は「これ以上受け入れるとなると、予定していた手術や交通事故など重い外傷の治療をどこまでやめてコロナを優先するのか、できるだけ早く判断しないといけない」と話す。同病院では4月に入り、新型コロナの患者受け入れが急増。重症病床は満床となり、新たな入院依頼は断っている。

 一般医療の重傷者や急患に対応する3次救急を受け入れる医療機関は府内に16ある。7日以降、2病院で受け入れを停止している。

 重症病床の使用率が70%を超す兵庫県も新規感染者数が過去最多になり、約600人が入院待ちだ。神戸市…

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