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尼崎脱線・両足切断の男性、車椅子で未来へ走る 14日、大阪で聖火リレー

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車椅子バスケットの練習に臨む林浩輝さん=兵庫県西宮市で2021年3月19日午後7時10分、中村清雅撮影
車椅子バスケットの練習に臨む林浩輝さん=兵庫県西宮市で2021年3月19日午後7時10分、中村清雅撮影

 2005年4月25日に兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線脱線事故で両足を切断した林浩輝さん(35)=大阪市西淀川区=が東京オリンピックの聖火ランナーに選ばれ、14日に大阪府吹田市の万博記念公園を走る。障害を持つ社員が多い日本生命のグループ会社で働きながら3人の子を育てる。事故から間もなく16年。「事故で人生が変わったと思うが、今は前を向いて生きていくだけ」と語る。

 事故当時は同志社大2年生だった。実家近くのJR伊丹駅(兵庫県伊丹市)で待っていると、電車がホームをオーバーランし、驚いて追いかけた。電車が戻って来たので先頭車両に乗ったが、尼崎駅に近づくにつれ速度が上がり、体が徐々に宙に浮くようになった。窓からの景色がゆがんだ。「電車がこける」と思い、手すりを強く握った瞬間、「ガー」という音とともに「体が洗濯機の中にいるような状態」になった。

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