「○○な障がい者」公務員と二足のわらじで優しさあふれる街願う

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ノンステップバスが通るバス停の前でほほえむ内田勝也さん=佐賀市で2020年12月13日午後4時45分、山口響撮影
ノンステップバスが通るバス停の前でほほえむ内田勝也さん=佐賀市で2020年12月13日午後4時45分、山口響撮影

 「誰もが暮らしやすい街・佐賀を目指して」をスローガンに掲げ、佐賀市職員との二足のわらじで障害者も住みよい街づくりに奔走する。ハード面のバリアフリーだけでなく、他者の気持ちに共感し、行動をおこせる「心のバリアフリー」の浸透にも力を入れる。

 生まれつき骨がもろく、折れやすい骨形成不全症。幼少期はいつも骨折しており、これまでに150回の骨折と、20回を超える手術を体験した。佐賀市の小中学校を経て県立佐賀工業高校へ。そこで「友人に恵まれた」と笑顔で回想する。

 大切な友人からの、忘れられない言葉がある。移動授業で別の階に行く際、友人の手を借り、体育や実習の着替えには時間がかかった。始業時間に遅れることもあり、誰がとがめるわけでもないのに教室に入る時に気まずさを覚えた。ある日、手伝ってくれた友人に「ごめんね、今日も」と話しかけた。すると「友達やけん、お前ができんことを手伝っているだけ。ありがとうって言える生き方をばせんと自分もきつくなるよ」と返され、救わ…

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