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高齢者ワクチン接種、一部の自治体で開始 初日は1139人

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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者=東京都八王子市で2021年4月12日午前9時24分、大西岳彦撮影 拡大
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者=東京都八王子市で2021年4月12日午前9時24分、大西岳彦撮影

 65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が12日、始まった。全国で約3600万人が対象だが、当初のワクチン供給量が少ないため、この日接種を開始できたのは一部の自治体にとどまる。国から第1陣の配分を受けたのは全市区町村の1割弱で、供給の本格化は5月の大型連休後となるため、当初は集団感染のリスクが高い高齢者施設の入所者を優先する自治体も多い。政府は12日夜、ワクチン接種を初日に受けた高齢者は計1139人(速報値)だったと発表した。

 国内では2月に米製薬大手ファイザーの新型コロナワクチンが承認され、医療従事者らへの接種が始まったが、市町村が主体となり住民向けに行う接種は今回が初めて。ファイザーのワクチンは原則3週間の間隔で2回接種する必要があり、費用は無料。先行して大規模に接種が進む米英では死亡者数の減少など既に効果が表れ始めており、日本政府も新型コロナ対策の「切り札」と位置づける。

新型コロナウイルスワクチン接種の手続きをする高齢者=東京都八王子市で2021年4月12日午前9時6分、大西岳彦撮影 拡大
新型コロナウイルスワクチン接種の手続きをする高齢者=東京都八王子市で2021年4月12日午前9時6分、大西岳彦撮影

 政府は高齢者向けワクチンの第1陣として先週、全都道府県に計約5万人分を配送。1道府県あたり約1000人分(東京、神奈川、大阪の3都府県は約2000人分)とごくわずかで、都道府県がどこの市区町村から始めるかを選定した。

 毎日新聞が全国の取材網を通じて確認したところ、第1陣のワクチンの供給先は約160市区町村。これらの大半は週内に接種を開始する予定だが、供給量が限られるため、高齢者施設の入所者を優先する自治体が多い。

 政府は、本格供給できるのは5月10日以降と見込んでおり、6月末までにすべての高齢者の2回接種分の供給を完了する方針。ただ、接種の完了時期は示しておらず、基礎疾患を有する人など優先接種の次の段階に進むタイミングは、自治体の規模などによって変わる見通しだ。【横田愛】

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