連載

特集ワイド

「人だかりがする」ニュースを目指して、読み応え十分の記事をラインアップ。

連載一覧

特集ワイド

ラジオの魅力、再発見 コロナで在宅リスナー増、安心感得るツール ニッポン放送・檜原麻希社長

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
インタビューに答えるニッポン放送の檜原麻希社長=東京都千代田区で2021年3月23日、内藤絵美撮影
インタビューに答えるニッポン放送の檜原麻希社長=東京都千代田区で2021年3月23日、内藤絵美撮影

 コロナ禍で在宅を強いられる人が増えたことで、意外ともいえる現象が起きている。ラジオを聴く人(リスナー)が増えているのだ。なぜ今、ラジオなのか。「オールナイトニッポン」などの人気番組を抱えるニッポン放送社長の檜原(ひわら)麻希さん(59)に話を聞きに行った。

 「しばらくラジオは聴いてなかったけど、在宅勤務が増えたことで、また聴くようになりました」「在宅で1人でいるのは心細いけど、ラジオに元気をもらってます」

 新型コロナウイルスの感染拡大で首都圏などに最初に緊急事態宣言が出された2020年4月。ニッポン放送の番組には、こんなリスナーの声が増え始めた。同社では、番組に寄せられるリスナーからのメールなどは個人情報保護の観点から30日で廃棄しており、正確な記録は残っていないものの、檜原さんは「昨年春以降、『ラジオってやっぱり良いよね』と言われることが急に多くなりました。コロナ禍は、ラジオの良さを再確認してもらえるきっかけになったんだと思います」と説明する。緊急事態宣言が解除された後も、リスナー数の高止まりの状況は続いているという。

 檜原さんが言う、ラジオの良さとは何なのか。すると、こんな言葉が返ってきた。「ラジオって、孤独を感じる人にとっては、“友達”のような存在になれるんです」。面白い表現だ。「ラジオは、洗濯や掃除などの家事をしながら聴けたり、聴いていても勉強や仕事の邪魔に…

この記事は有料記事です。

残り2248文字(全文2841文字)

あわせて読みたい

注目の特集