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脱石炭火力、問われる日本の姿勢

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火力発電所へ運ぶため中国河北省の港に積まれた石炭=2020年5月、新華社・共同
火力発電所へ運ぶため中国河北省の港に積まれた石炭=2020年5月、新華社・共同

 世界の多くの国が2050年に温室効果ガスの排出量をゼロにする「脱炭素」を掲げる中、石炭火力発電を全廃する動きが進んでいる。脱炭素を宣言しながら石炭依存を続ける日本には内外の厳しい視線が投げかけられている。脱炭素と石炭を巡る世界の動きを見た。

 ●「石炭」比率、世界で減

 「2019年、世界のエネルギー消費に石炭が占める比率は27%に低下、過去16年間で最低になった」――。英国の石油大手BPは20年7月に発表した世界のエネルギー動向に関する報告書の中でこう指摘した。

 世界の石炭消費量は18年の158・79エクサジュール(エクサは10の18乗、ジュールは熱量の単位)から157・86エクサジュールに減少した。中国、インドネシアなどで増えたものの、経済協力開発機構(OECD)加盟国の消費が大きく減ったためだ。

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