写真で見る戦後 九州・山口の軌跡 福岡市地下鉄40年 街の発展支える動脈 /福岡

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福岡市地下鉄の車両基地=1981年7月、福岡市西区下山門
福岡市地下鉄の車両基地=1981年7月、福岡市西区下山門

 九州初の地下鉄が福岡市の室見―天神を走ったのが1981年7月。空港線、箱崎線に続き、七隈線の整備も進んで2022年度には天神南―博多もつながり、より使いやすい公共交通機関となる。40年の歩みを地下鉄建設に携わった職員の話を交えながら写真で振り返った。【松田幸三】

 「車の増加で地上の道路は限界にきていた」。1976年から地下鉄の建設に関わってきた角英孝さん(63)=福岡市交通局建設部工事事務所工事監督員=は語る。「当初は東京や大阪から応援部隊の職員が来て、技術指導を受けた」

 室見から藤崎にかけてトンネルを深く横に掘っていったが岩盤が固く「発破を使うこともあった」と言う。周囲に影響が出ないよう「愛宕山の周囲に擁壁を作ったりした」。62年まで姪浜地区で操業していた早良炭鉱の坑道を塞ぐという作業も必要となった。

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