電撃辞任の理由は?買収提案対応は? 本人不在の東芝会見 詳報1

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オンライン記者会見に臨む東芝の綱川智会長兼社長=2021年4月14日、同社ホームページから
オンライン記者会見に臨む東芝の綱川智会長兼社長=2021年4月14日、同社ホームページから

 東芝の永山治取締役会議長(中外製薬名誉会長)と綱川智・社長兼最高経営責任者(CEO)は14日、ウェブを通じて記者会見を開き、突然の社長交代劇について説明を行った。会見には車谷暢昭・前社長兼CEOは出席せず、本人のコメントだけが読み上げられた。質疑応答では社長交代の理由や、英ファンドCVCキャピタル・パートナーズから受けている買収提案への対応などについて質問が相次いだ。詳細を紹介する。【毎日新聞経済部】

永山氏 代表取締役社長の車谷氏より、東証1部上場復帰で再生ミッションが完了したことから、辞任したいという申し出がありました。綱川氏は、事業計画の確実な遂行や、CVCの初期の買収提案の対応、株主総会の対応などを進める上で、後任として最適であると判断しました。皆様には社長交代でご心配をおかけしましたが、価値向上に向けてまい進していきます。

綱川氏 今回の経営体制の変更が、当社の進むべき道に変更を加えるものではなく、さらなる成長に向け、目標を達成していきたいと思っています。急速な事業環境の変化の中でマネジメントの新陳代謝が求められており、早期に私のミッションを果たし、次の世代に引き継ぎます。

車谷氏本人が出席を辞退した

 ――CVCの買収提案について、今回の社長交代による検討への影響はありますか。白…

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