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八王子でコロナワクチン廃棄 予約の2人現れず「やむを得ない」

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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者=東京都八王子市で2021年4月12日午前9時18分、大西岳彦撮影 拡大
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者=東京都八王子市で2021年4月12日午前9時18分、大西岳彦撮影

 新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種が12日に始まった東京都八王子市で、接種の予約をした市民が会場に来ず、余ったワクチンが廃棄されていた。市は「ワクチンが長時間保存できないためのやむを得ない措置」と説明。予約キャンセルなどでワクチンが余った場合、14日から市内の医療従事者や保健所職員らへの接種に活用することにした。

 市保健所によると、接種初日の12日、市役所内の会場で予約した250人に接種する予定だったが、そのうち2人は会場に現れず、余った分を廃棄した。

 厚生労働省の資料などによると、使われたファイザー社製ワクチンは1瓶0・45ミリリットルの原液に1・8ミリリットルの生理食塩水を加えて希釈し、注射器に入れて接種する。希釈したワクチンは6時間以内に注射するとされる。市保健所は「余ったらどうするか議論はあったが、翌日に回すことができないため今回は廃棄した。集団接種が本格化するのに備え、有効な活用を考える」と説明している。

 12日に菅義偉首相と共に市の接種会場を視察した河野太郎行政改革担当相は13日の記者会見で、自治体名を明かさずに、高齢者接種の予約キャンセルで各地で最大5回分程度が廃棄されたことを明らかにした。

 ワクチンは医療従事者への接種が遅れている。市医師会の石塚太一会長は12日、市内の介護施設で入所者5人への接種後、「医療従事者向けも住民向けも柔軟なワクチンの活用をお願いできれば」と話した。【野倉恵】

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