大阪湾への処理水放出検討発言 市民団体が府に撤回申し入れ

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大阪府の吉村洋文知事 拡大
大阪府の吉村洋文知事

 政府が海洋放出を決めた東京電力福島第1原発の汚染処理水について、大阪府の吉村洋文知事は13日、記者団に「政府の要請があれば大阪湾での放出も検討したい」と述べた。これに対し、市民団体「放射能拡散阻止委員会」は14日、「知事はまず新型コロナウイルス対応に専念すべきだ」とした上で「処理で除去されないトリチウム以外の放射性物質も多く含まれている」などとし、府に発言撤回などを申し入れた。

 松井一郎大阪市長は2019年9月、「処理済みで自然界の基準を下回っているなら科学的根拠を示して海洋放出すべきだ」と発言。吉村知事も20年10月に大阪湾での海洋放出に協力する意向を示しており、同団体は放出反対と発言の撤回を申し入れていた。【矢追健介】

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