特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

福岡の感染者150人超 宣言再発令時と同水準 第4波に警戒

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
福岡県庁=福岡市博多区で2019年2月24日、森園道子撮影 拡大
福岡県庁=福岡市博多区で2019年2月24日、森園道子撮影

 福岡県は14日、新たに156人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。13日の72人から倍増した。県内の新規感染者数が100人を上回るのは2月18日(101人)以来約2カ月ぶりで、150人を上回るのは1月30日(153人)以来。福岡県に緊急事態宣言が再発令された時期と同水準のペースで感染が急拡大しており、医療関係者は「第4波」への警戒を呼びかけている。

 内閣官房などの13日現在のまとめによると、福岡県は政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示した六つの指標のうち三つで政府の「まん延防止等重点措置」の適用対象となるステージ3(感染急増段階)の基準値を超えた。直近1週間の感染者数は前週の1・69倍(基準値1倍)に達し、「第3波」の到来で緊急事態宣言が同県に再発令された1月14日直前の週(1月7~13日)の1・68倍の水準に達した。病床の逼迫(ひっぱく)具合を示す「病床使用率」も23%で、基準値の20%を上回っている。また、13日までの直近1週間の感染経路不明者の割合も基準値の50%を超える59・5%に上る。

 感染者が急増している背景について、県の担当者は「緊急事態宣言の解除(3月1日)と春の異動時期が重なり、人の往来が増えたから」との見方を示した。感染力が強いとされる変異株の感染疑い例は新たに10人増え、累計で164人になった。

 第3波の到来時、東京都では1月7日(2520人)、大阪府では同8日(654人)にそれぞれピークを迎え、福岡県は1週間余り遅れて同16日にピークの411人に達した。福岡県医師会で感染症を担当する稲光毅(たけし)常任理事は「感染拡大の波が東京や大阪から少し遅れて来るのが福岡だ。福岡でも感染拡大が始まっているのは間違いない」と指摘する。一方、県の担当者はまん延防止措置の同県への適用について「危機感を持って感染状況を注視している」と述べるにとどめた。【光田宗義、比嘉洋、平塚雄太】

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集