異色の経歴のストライカー遠野大弥が川崎フロンターレを強くする

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昨季J2福岡で11点を挙げたFW遠野大弥=ベスト電器スタジアムで2020年12月20日、津村豊和撮影
昨季J2福岡で11点を挙げたFW遠野大弥=ベスト電器スタジアムで2020年12月20日、津村豊和撮影

 川崎が5連勝。前半にMF遠野が右足で先制点。同点とされたが後半にFW知念、DF山根のゴールで突き放した。福岡はDFサロモンソンのFKで一時同点としたが及ばなかった。

 若くしてダイヤモンドの原石が見つかるサッカー界では、極めて珍しいケースだと思う。社会人のアマチュアチームで3年間もプレーした後、J1王者の川崎へ、まれに見るステップアップを果たしたストライカーが結果を出している。きっかけは、タツヤからダイヤに送られたメッセージだった。

 14日の福岡戦にMFで先発した22歳の遠野大弥(だいや)は前半19分、CKからのこぼれ球をペナルティーエリア外で拾い、右足を思い切りよく振り抜き先制点。ボールは相手選手の頭に当たり、ゴールに吸い込まれた。後半にはFW知念のゴールをアシスト。古巣相手に輝き、「(福岡は)手ごわくて、本当に不思議な感じがしましたけど、成長をサポーターに見せられたかなと思います」と喜んだ。

 昨季は川崎でプロ入りを果たし、そのまま当時J2だった福岡へ期限付き移籍した。相手守備陣の間でボールを受けて右足から強いシュートを放ち続け、得点感覚を磨いた。「1年で(川崎に)帰ってくる」という思いを胸に11点…

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