特集

熊本地震

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震。最大震度7の激震に2度襲われ、熊本、大分両県で関連死を含めて275人が亡くなった。

特集一覧

熊本地震5年

あの日の悲しみ消えない 遺族代表、嘉島の冨岡さん 亡き父思い復興誓う 県庁で犠牲者追悼式 /熊本

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
熊本地震犠牲者追悼式で遺族代表の言葉を述べる冨岡さん=代表撮影
熊本地震犠牲者追悼式で遺族代表の言葉を述べる冨岡さん=代表撮影

 震災関連死を含む276人が犠牲になった2016年4月の熊本地震は14日、最初の激震「前震」から5年を迎えた。熊本県庁では県主催の犠牲者追悼式が開かれ、遺族や蒲島郁夫知事ら34人が鎮魂の祈りをささげ、悲しみを胸に復興への誓いを新たにした。【飯田憲、山本泰久、栗栖由喜】

 「どんなに歳月がたとうとも、あの日の悲しみの記憶は決して消えることはありません」。遺族を代表して言葉を述べた熊本県嘉島町の造園業、冨岡謙蔵さん(58)の脳裏には激震の記憶が生々しく残っている。

 当時、両親と妻、小学生だった息子3人の7人暮らし。16年4月16日未明の本震で、14日の前震を持ちこたえた築50年超の自宅が全壊した。暗闇の中、家族の名前を叫びながら外にはい出した。

この記事は有料記事です。

残り1161文字(全文1484文字)

【熊本地震】

時系列で見る

あわせて読みたい

注目の特集