連載

クローズアップ

ニュースの背景を解説、検証、深掘りリポート。

連載一覧

クローズアップ

日米首脳会談 対中連携、どう示す

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 菅義偉首相は16日午後(日本時間17日未明)、バイデン米大統領との初の対面会談に臨む。首相にとっては政権浮揚の好機となるが、米中対立が深まる中、中国が神経をとがらせる台湾海峡情勢の認識について首脳会談でどう打ち出すかなど、難しいかじ取りを迫られる。

 ◆日本

政権浮揚狙う首相

 首相は13日の政府・与党連絡会議で、首脳会談について「バイデン大統領と直接会談する最初の外国首脳として迎えられる会談であり、日米同盟のさらなる強化につなげるうえで極めて意義深い」と述べた。バイデン氏と最も早い会談を打診したのは日本側で、外務省幹部は「親密な関係を築いた前政権の『安倍―トランプ』に引き続き、日米の揺るぎない連携を国際社会に示す」と強調する。バイデン政権と密接な関係をアピールし政権浮揚につなげたいとの思惑もあり、首相は「バイデン氏との個人的な関係の構築」を目指している。

 政権がバイデン政権との同盟強化を図るのは、北朝鮮の核・ミサイル問題に加え、沖縄県・尖閣諸島周辺などで海洋進出を強める中国の台頭が念頭にある。

この記事は有料記事です。

残り2220文字(全文2672文字)

あわせて読みたい

注目の特集