フィギュアスケート 世界国別対抗戦

男子 フリー 速報 = 2021年 4月16日

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男子フリーで演技する羽生結弦=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技する羽生結弦=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

羽生シーズンベストで2位 1位はネーサン・チェン

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は第2日の16日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪でペアショートプログラム(SP)とアイスダンスフリー、男子フリーが行われる。男子は、日本勢で羽生結弦(ANA)や宇野昌磨(トヨタ自動車)が出場。羽生はSPに続きフリーも今季自己最高となる193.76点の高得点で2位。世界選手権3連覇のネーサン・チェン(米国)が、唯一の200点超えとなる203.24点をマークし、1位だった。宇野は、大技の3A-4Tに挑んだが、惜しくも転倒。164.96点で6位だった。

▶国別対抗戦 全競技の結果

▶試合では見られない表情も エキシビション写真特集

▶男子フリーをたっぷり写真で

▶位置ピタリだったのに…「落とし穴」

▶女子フリー 紀平&坂本vsロシア勢

男子フリー順位

フリー順位選手名フリー得点(技術点、演技構成点、減点)
1ネーサン・チェン(米国)203.24(107.84、95.40)
2羽生結弦(ANA)193.76(99.26、94.50)
3ミハイル・コリヤダ(ロシア)180.72(90.42、90.30)
4ケビン・エイモズ(フランス)169.13(80.73、88.40)
5エフゲニー・セメネンコ(ロシア)166.33(89.73、76.60)
6宇野昌磨(トヨタ自動車)164.96(82.16、84.80、-2.00)
7ダニエル・グラッスル(イタリア)161.56(86.66、74.90)
8ジェイソン・ブラウン(米国)160.33(70.53、90.80、-1.00)
9アダム・シャオ ヒム ファ(フランス)152.64(78.04、74.60)
10ロマン・サドフスキー(カナダ)134.80(55.70、81.10、-2.00)
11ナム・ニューエン(カナダ)133.04(61.24、72.80、-1.00)

▶男子SPは異次元の戦いに

▶エースの「魂」込め 羽生の思い

▶大会名物の応援席 今年は

第2日時点の総合順位
総合順位国名合計ポイント
1ロシア91ポイント
2米国83ポイント
3日本78ポイント
4フランス56ポイント
5イタリア53ポイント
6カナダ42ポイント

※男子SP・フリー、女子SP、ペアSP、アイスダンスRD・FDの合計

▶フィギュアスケート最新情報はこちらから

▶ペアSP「りくりゅう」自己ベスト

▶羽生は決めポーズ 写真で見るSP

第2グループ演技終了

第11滑走 ネーサン・チェン(米国)

男子フリーで演技するネーサン・チェン=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技するネーサン・チェン=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

世界選手権3連覇を果たした21歳。5種類の4回転ジャンプを高い完成度で飛ぶ。幼少からの体操経験を生かした、軸のぶれないジャンプが特徴。名門イエール大に進学し、現在は五輪を見据え休学を決断。SPは圧巻のノーミス演技を見せた。

SP1位=109.65点

男子フリーで演技するネーサン・チェン=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技するネーサン・チェン=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

▶チェンの貫禄演技を写真で

曲はフィリップ・グラス セレクション

4回転ジャンプを4本投入するプログラム。きょうもジャンプに安定感をみせ、すべて成功させた。冒頭の4回転フリップは余裕をもって決め、3点以上の加点。後半の3連続ジャンプは3本目がシングルになったが、それ以外はノーミス。曲調が叙情的なリズムからがらりと変わると、コレオシークエンスは感情を爆発させるような激しい表現で圧巻の演技を締めくくった。

得点:203.24(技術点107.84、演技構成点95.40)

唯一の200点超えで1位。

▶チェン「五輪へさらにみんな強くなる」


第10滑走 羽生結弦(ANA)

男子フリーで演技する羽生結弦=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技する羽生結弦=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

26歳。昨年12月の全日本選手権では、圧巻の演技で5年ぶり5回目の優勝を果たした。男子で初めてジュニア、シニアの主要国際大会を全制覇。五輪2連覇後も進化を続ける。今シーズンは、新型コロナウイルスの影響で、拠点のカナダではなく国内で練習を続けてきた。3月の世界選手権はフリーで苦しみ3位。SPではシーズンベストのハイスコアをマーク。フリーは「プログラムに自分の人生を重ねているので、しっかり戦い抜きたい」と話す。

SP2位=107.12点

男子フリーで演技する羽生結弦=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技する羽生結弦=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

▶羽生の魂の演技を写真でたっぷり

曲は「天と地と」

冒頭の4回転ループ成功。3点以上の加点がついた。2本目は4回転サルコウの予定だったが、ジャンプが抜けて1回転に。その後は持ち直し、連続ジャンプを含む2本成功。静と動をしっかりと表現し、中盤へ。連続トーループは4回転、3回転を予定していたが、2本目が2回転になったが出来映えは3点以上。続く4回転トーループからの3連続ジャンプも成功させると、ラストは高さのあるトリプルアクセルをきれいに決めた。観客が息をのむような、集中力のみなぎった演技を見せた。会場は総立ちして拍手。演技終了後はやや疲れた様子ながら、納得と悔しさが混じった表情。

得点:193.76(技術点99.26、演技構成点94.50)

シーズンベストとなるハイスコアで暫定1位。

▶4回転サルコウ 正確すぎるゆえの溝…

▶羽生「チームメート、導きの光に」


第9滑走 ジェイソン・ブラウン(米国)

男子フリーで演技するジェーソン・ブラウン=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技するジェーソン・ブラウン=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

代名詞は高さのある美しいバレエジャンプ。女子にも到来しつつある4回転時代に、4回転なしでも質の高い演技で高得点をマークしてきた。3月の世界選手権では、ついに4回転に挑戦し7位。SPは3回転ジャンプのみの構成ながら完成度の高い演技で3位。大好きな日本の大会で、今回もフリーで4回転に再び挑戦する。

SP3位=94.86点

曲は「Slaughter on Tenth Avenue」

冒頭の4回転サルコウはこらえて着氷したが回転不足となった。続く、トリプルアクセルからの連続ジャンプは決めたが、単独のトリプルアクセルは1回転になってしまう。しかし、リズミカルな曲にあわせ、エンタメ性の高い演技が際立つ。終盤でジャンプ転倒はあったが、美しい演技で会場を引き込んだ。

得点:160.33(技術点70.53、演技構成点90.80、減点-1.00)


第8滑走 ケビン・エイモズ(フランス)

19年GPファイナル3位。3月の世界選手権は9位。今大会SPでは、ラストに手をつかない側宙を見せ、会場をおどろかせた。

SP4位=94.69点

曲は「Lighthouse」

冒頭、4回転、3回転の連続トーループ、4回転トーループ成功。ジャンプでこらえる場面が多かったが、持ちこたえた。

得点:169.13(技術点80.73、演技構成点88.40)


第7滑走 ミハイル・コリヤダ(ロシア)

昨シーズンは副鼻腔炎の治療のため休養していたが、今季GPシリーズ・ロシア杯、ロシア選手権で優勝。世界選手権は18年大会3位、3月の大会では5位。SPではノーミスの力強い演技を見せた。

SP5位=93.42点

曲は「ホワイト・クロウ」より

冒頭、4回転、3回転の連続トーループ、単独の4回転トーループ着氷。後半はやや疲れが見え、ジャンプの着地が乱れる。胸に響くようなメロディに合わせ、繊細な演技をみせた。

得点:180.72(技術点90.42、演技構成点90.30)


第6滑走 ロマン・サドフスキー(カナダ)

20年カナダ選手権優勝。19年GPシリーズNHK杯3位。

SP6位=89.61点

曲は「Chasing Cars」

得点:134.80(技術点55.70、演技構成点81.10、減点-2.00)

暫定順位

1位 エフゲニー・セメネンコ(ロシア)

2位 宇野昌磨(トヨタ自動車)

3位 ダニエル・グラッスル(イタリア)

▶大会名物の応援席 今年は

第1グループ終了

第5滑走 エフゲニー・セメネンコ(ロシア)

17歳。今季GPシリーズロシア杯は6位。3月世界選手権は8位。

SP7位=88.86点

曲は「ノートルダム・ド・パリ」

冒頭から2本続けて、高さのある4回転ジャンプ。ジャンプはすべて着氷し、ほぼノーミス演技。演技後はガッツポーズ。

得点:166.33(技術点89.73、演技構成点76.60)


第4滑走 アダム・シャオ ヒム ファ(フランス)

19~21年のフランス選手権2位。

SP8位=78.28点

曲は「Leave a Light On」

ジャンプで耐える場面があったが、その中でリカバーして連続ジャンプにするタフさを見せた。

得点:152.64(技術点78.04、演技構成点74.60)


第3滑走 宇野昌磨(トヨタ自動車)

男子フリーで演技をする宇野昌磨=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技をする宇野昌磨=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

23歳。大会5連覇を狙った昨年12月の全日本選手権は、羽生結弦に続いて2位。19年大会では「スケート人生最大の目標」だった羽生結弦を初めて破った。現在、元世界王者のステファン・ランビエルコーチのもとでスイスを拠点に練習。18年平昌五輪銀メダリスト。3月の世界選手権は4位。今大会は、SPで全ジャンプでミスが出たが、フリーではついに「3A―4T」投入へ。勝負強い本来の宇野らしさを見せたい。

SP9位=77.46点

男子フリーで演技する宇野昌磨=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)
男子フリーで演技する宇野昌磨=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月16日(代表撮影)

▶宇野の演技を写真でたっぷり

曲は「Dancing On My Own」

名前がコールされてからいつもより時間をかけて位置につく。冒頭、大技トリプルアクセル、4回転トーループに挑戦したが、2本目で転倒。続く4回転フリップは成功したが、4回転トーループは転倒。3回転からの3連続ジャンプは3本目がシングルに。ラストは3回転ルッツを予定していたが、ダブルアクセルを選択。切ないボーカルにのせ、スピン、ステップは情感たっぷりに滑っていく。終盤は、見せ場のクリムキンイーグル。演技後は、息が上がり、表情は硬め。日の丸国旗を掲げる観客に丁寧にお礼。

得点:164.96(技術点82.16、演技構成点84.80、減点-2.00)

▶宇野「覚悟が足りなかった」


第2滑走 ダニエル・グラッスル(イタリア)

3月の世界選手権12位の19歳。フリーでは、冒頭からルッツを含む3種類の4回転に挑戦。曲にちなんだ演出にも注目。

SP10位=67.32点

曲は「ジョーカー」より

冒頭、高難度の4回転ルッツ成功。続く4回転フリップ、4回転ループは回転不足がついた。その後は大きなミスなく、終盤は曲にちなみ「道化」に変身。怪しげな世界観を表現してみせた。

得点:161.56(技術点86.66、演技構成点74.90)


第1滑走 ナム・ニューエン(カナダ)

昨シーズンは、GPシリーズでスケート・カナダ2位。2019年四大陸選手権6位。

SP11位=66.89点

曲は「Mi Mancherai performed」

冒頭4回転サルコウは決めたが、続くトリプルアクセルは回転不足。演技終了後は悔しい表情。

得点:133.04(技術点61.24、演技構成点72.80、減点-1.00)


▶女子SP シーズンベスト続々

▶フリーはついに3A-4T挑戦!宇野の美学

▶ペアSP「りくりゅう」自己ベスト

男子フリー滑走順

<第1グループ>

第1滑走 ナム・ニューエン(カナダ)

第2滑走 ダニエル・グラッスル(イタリア)

第3滑走 宇野昌磨(トヨタ自動車)

第4滑走 アダム・シャオ ヒム ファ(フランス)

第5滑走 エフゲニー・セメネンコ(ロシア)

<第2グループ>

第6滑走 ロマン・サドフスキー(カナダ)

第7滑走 ミハイル・コリヤダ(ロシア)

第8滑走 ケビン・エイモズ(フランス)

第9滑走 ジェイソン・ブラウン(米国)

第10滑走 羽生結弦(ANA)

第11滑走 ネーサン・チェン(米国)

男子SP順位
SP順位選手名SP得点(技術点、演技構成点、減点)
1ネーサン・チェン(米国)109.65(61.95、47.70)
2羽生結弦(ANA)107.12(59.27、47.85)
3ジェイソン・ブラウン(米国)94.86(48.31、46.55)
4ケビン・エイモズ(フランス)94.69(50.14、44.55)
5ミハイル・コリヤダ(ロシア)93.42(49.77、43.65)
6ロマン・サドフスキー(カナダ)89.61(48.56、41.05)
7エフゲニー・セメネンコ(ロシア)88.86(51.11、37.75)
8アダム・シャオ ヒム ファ(フランス)78.28(40.48、37.80)
9宇野昌磨(トヨタ自動車)77.46(35.91、42.55、-1.00)
10ダニエル・グラッスル(イタリア)67.32(32.67、36.65、-2.00)
11ナム・ニューエン(カナダ)66.89(30.64、37.25、-1.00)

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