フィギュアスケート 世界国別対抗戦

女子 フリー 速報 = 2021年 4月17日

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女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする坂本花織=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする坂本花織=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

坂本、自己ベストで2位 紀平5位 1位シェルバコワ 日本は総合3位

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は第3日の17日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で、ペアフリー、女子フリーが行われた。女子には、紀平梨花(トヨタ自動車)と坂本花織(シスメックス)が出場。

SP3位の坂本は、SPに続きフリーでも自己ベストを更新。150.29点で2位となった。紀平は5位。1位は、3月の世界選手権で優勝したアンナ・シェルバコワ(ロシア)。これで全競技が終了。総合順位は、1位ロシア、2位米国、3位日本となった。

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女子フリー順位
フリー順位選手名フリー得点(技術点、演技構成点、減点)
1アンナ・シェルバコワ(ロシア)160.58(86.26、74.32)
2坂本花織(シスメックス)150.29(77.17、73.12)
3エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)146.23(76.87、69.36)
4ブレイディー・テネル(米国)133.19(64.47、68.72)
5紀平梨花(トヨタ自動車)132.39(63.55、69.84、-1.00)
6カレン・チェン(米国)127.24(60.32、67.92、-1.00)
7ララ ナキ・ガットマン(イタリア)119.14(58.70、61.44、-1.00)
8アリソン・シューマッハ(カナダ)111.98(53.10、58.88)
9ジュネーベラ・ネグレロ(イタリア)110.65(51.37、59.28)
10ガブリエル・デールマン(カナダ)107.30(47.66、60.64、-1.00)
11マイヤ・マザラ(フランス)107.30(47.66、60.64、-1.00)
12レア・セルナ(フランス)97.63(44.03、53.60)

▶写真で振り返る女子フリー

▶女子SP シーズンベスト続々

▶男子SP 異次元の戦いに

総合順位
総合順位国名合計ポイント
1ロシア125ポイント
2米国110ポイント
3日本107ポイント
4フランス72ポイント
5イタリア67ポイント
6カナダ57ポイント

※男子SP・フリー、女子SP・フリー、ペアSP・フリー、アイスダンスRD・FDの合計

第2グループ終了

第12滑走 アンナ・シェルバコワ(ロシア)

女子フリー、演技をするアンナ・シェルバコワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリー、演技をするアンナ・シェルバコワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

3月の世界選手権優勝の17歳。昨季、コストルナヤ、トルソワとともに鮮烈なシニアデビューを果たし、19年GPファイナル準優勝。若手が次々と台頭するロシア選手権では3連覇中。女子シニアで初めて4回転ルッツを成功。4回転フリップも飛ぶ。SPでは、世界女王らしいノーミス演技をみせ1位。フリーでは出場選手唯一の4回転ジャンプ挑戦。

SP1位=81.07点

女子フリーで演技するアンナ・シェルバコワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリーで演技するアンナ・シェルバコワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

▶シェルバコワの演技を写真でたっぷり

曲は「The Home of Dark Butterflies」より

若き世界女王が落ち着いて圧巻の演技を見せた。冒頭の4回転フリップは着地が乱れ、出来映え点でマイナス。しかし、続く3回転の連続ジャンプは両手を挙げながら決めた。きょうも隙(すき)のない演技を続けていく。後半、高難度の3回転ルッツ、3回転ループの連続ジャンプも余裕を持って決め、次も軸の細い3連続ジャンプをみせた。

得点:160.58(技術点86.26、演技構成点74.32)

シーズンベストで1位

▶女王「4回転の流れかわらない」


第11滑走 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)

女子フリーで演技するエリザベータ・トゥクタミシェワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリーで演技するエリザベータ・トゥクタミシェワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

24歳。2015年の世界女王。6年ぶり出場となった3月の世界選手権では、堂々の銀メダル。代名詞のトリプルアクセルや、大人の魅力を漂わせる演技が持ち味。SPでもシーズンベストとなる好演技を見せた。親日家としても有名で、フリーの衣装の背中には「愛」の文字がデザインされている。今大会のロシアキャプテン。

SP2位=77.78点

女子フリー、演技をするエリザベータ・トゥクタミシェワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリー、演技をするエリザベータ・トゥクタミシェワ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

▶トゥクタミシェワの演技を写真でたっぷり

曲は「Chronicles of a Mischievous Bird」

絶好調の今季を体現するような演技となった。冒頭、トリプルアクセル、ダブルトーループの連続ジャンプはターンが入ったが着氷。続く単独トリプルアクセルはクリーンに決め加点がついた。和風の曲調で、大人の雰囲気を漂わせながら、貫禄の演技。後半も、3連続ジャンプでやや着氷が乱れた以外はノーミス。「女帝」らしい息をのむ演技だった。

得点:146.23(技術点76.87、演技構成点69.36)

暫定2位。


第10滑走 坂本花織(シスメックス)

女子フリーの演技を終え、キス・アンド・クライで笑顔の坂本花織(中央)ら日本チーム=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリーの演技を終え、キス・アンド・クライで笑顔の坂本花織(中央)ら日本チーム=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

18年全日本選手権女王の20歳。今シーズンはGPシリーズ・NHK杯で優勝、12月全日本選手権2位。18年平昌冬季五輪代表。3月の世界選手権で初の表彰台を狙ったが、悔しい6位に。今大会までの期間、踏み切りの課題を修正し、SPではシーズンベストをマーク。フリーでは坂本らしいダイナミックな演技に注目。

SP3位=77.78点

女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする坂本花織=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリーの演技を終え、ガッツポーズする坂本花織=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

▶坂本の演技を写真でたっぷり

曲は「マトリックス」より

会心の演技となった。冒頭からダイナミックなジャンプで会場を引き込む。踏み切りを重点的に修正してきた3回転ルッツは、「明確でない」との判定がついたが、加点はついた。続く3回転サルコウは新ルールに伴う回転不足判定。しかし、スリル感のある曲調にのって、後半は、幅のあるダブルアクセルから3連続ジャンプをしっかりと決めた。勢いを切らさず、終盤は、審判席スレスレの片足を上げたスケーティングで見せ場を作った。演技直後、飛び跳ねて両手でガッツポーズ。

得点:150.29(技術点77.17、演技構成点73.12)

自己ベスト更新、現在トップ。

▶坂本「攻めて、攻めて、攻めまくりたい」


第9滑走 紀平梨花(トヨタ自動車)

女子フリーで紀平梨花のフィニッシュ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
女子フリーで紀平梨花のフィニッシュ=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

18歳。全日本選手権2連覇中。2018ー2019シーズンには、シニアデビュー早々、GPファイナル制覇。武器のトリプルアクセルに加え、昨年12月の全日本選手権では4回転サルコウを成功させた。今シーズンからステファン・ランビエル氏のもとで練習している。3月の世界選手権はフリーで崩れ7位。今大会直前、腰を痛め、SPではトリプルアクセルが決まらず4位。フリーは4回転ジャンプを回避するとともに、昨シーズンのプログラムに戻してきた。

SP4位=69.74点

演技する紀平梨花=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)
演技する紀平梨花=丸善インテックアリーナ大阪で2021年4月17日(代表撮影)

▶紀平の演技を写真でたっぷり

曲は「International Angel of Peace」

1年ぶりとなるプログラム。表情はやや硬く、いつもの紀平からは精彩を欠く演技となった。冒頭の3回転サルコウ成功。2本目は単独のトリプルアクセル予定だったが、ダブルアクセルから3回転トーループの連続ジャンプに。着地が乱れた。後半、連続ジャンプで転倒すると、3連続ジャンプも2本目で転倒し、3回転サルコウのリピート扱いに。ラストの3回転ループは両手を挙げてきれいに決めた。演技後、チームの元へ戻るときには両手を合わせ謝るしぐさと悔しそうな表情。

得点:132.39(技術点63.55、演技構成点69.84、減点-1.00)

今季シーズンベスト。現在2位。


第8滑走 ブレイディー・テネル(米国)

23歳。20年GPシリーズ・スケートアメリカ2位。19年四大陸選手権は3位。今季は3年ぶりに全米女王に返り咲いた。3月の世界選手権は9位。

SP5位=67.40点

曲は「Sarajevo」「Dawn of Faith」

SPの真っ黒なタイツ姿から一転、フリーは白を基調とした衣装で登場。冒頭の連続3回転ジャンプは豪快に着氷したが、新ルールに伴う回転不足がついた。ジャンプはすべて着氷したが、連続ジャンプで回転不足も。しかし、会心の演技にガッツポーズ。

得点:133.19(技術点64.47、演技構成点68.72)

暫定1位。


第7滑走 カレン・チェン(米国)

17年に続き、3月の世界選手権でも堂々4位。力強い演技が持ち味。

SP6位=62.48点

曲は「Butterfly Lovers Concerto」

前半4本のジャンプを着氷。後半、3回転ルッツからの3連続ジャンプは転倒してしまい、リピートに。続くジャンプは回転不足となったが、連続ジャンプにしてリカバー。

得点:127.24(技術点60.32、演技構成点67.92、減点-1.00)

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ここまでの暫定順位

1位 ララ ナキ・ガットマン(イタリア)

2位 アリソン・シューマッハ(カナダ)

3位 ジュネーベラ・ネグレロ(イタリア)

第1グループ終了

第6滑走 ララ ナキ・ガットマン(イタリア)

18歳。3月の世界選手権は28位。20年イタリア選手権優勝。

SP7位=60.45点

曲は「Scheherazade」

3連続ジャンプは3本目で転倒。

得点:119.14(技術点58.70、演技構成点61.44、減点-1.00)


第5滑走 ジュネーベラ・ネグレロ(イタリア)

初出場の16歳。20年イタリア選手権2位。

SP8位=59.55点

曲は「La terre vue du ciel」

得点:110.65(技術点51.37、演技構成点59.28)


第4滑走 アリソン・シューマッハ(カナダ)

18歳。20年世界ジュニア選手権9位。
SP9位=59.19点

曲は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」より

3回転からの4連続ジャンプは4本目の着地が乱れた。

得点:111.98(技術点53.10、演技構成点58.88)


第3滑走 ガブリエル・デールマン(カナダ)

23歳。平昌オリンピック団体戦金メダル。2017年世界選手権3位、四大陸選手権2位。

SP10位=57.22点

曲は「サムソンとデリラ」より

SPは演技終了後に悔しい表情を見せたが、フリーでは笑顔が見られた。

得点:107.30(技術点47.66、演技構成点60.64、減点-1.00)


第2滑走 マイヤ・マザラ(フランス)

17歳。今季フランス選手権2位。昨シーズンのヨーロッパ選手権11位。

SP11位=55.31点

曲は「Cum Dederit」

得点:100.11(技術点47.19、演技構成点53.92、減点-1.00)


第1滑走 レア・セルナ(フランス)

21歳。今季フランス選手権優勝。コーチは、元世界王者のブライアン・ジュベール氏。

SP12位=55.28点

得点:97.63(技術点44.03、演技構成点53.60)


▶強すぎるロシア女子 日本勢勝機のカギは

▶前回19年大会を写真でプレーバック

フリー滑走順

<第1グループ>

第1滑走 レア・セルナ(フランス)

第2滑走 マイヤ・マザラ(フランス)

第3滑走 ガブリエル・デールマン(カナダ)

第4滑走 アリソン・シューマッハ(カナダ)

第5滑走 ジュネーベラ・ネグレロ(イタリア)

第6滑走 ララ ナキ・ガットマン(イタリア)

<第2グループ>

第7滑走 カレン・チェン(米国)

第8滑走 ブレイディー・テネル(米国)

第9滑走 紀平梨花(トヨタ自動車)

第10滑走 坂本花織(シスメックス)

第11滑走 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)

第12滑走 アンナ・シェルバコワ(ロシア)

▶大会名物 応援席の様子

▶「おかえりリーザ!」世界選手権で涙の2位

▶紀平「私に与えられた学びの機会」

女子SP順位
SP順位選手名SP得点(技術点、演技構成点、減点)
1アンナ・シェルバコワ(ロシア)81.07(43.51、37.56)
2エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)80.35(45.43、34.92)
3坂本花織(シスメックス)77.78(41.94、35.84)
4紀平梨花(トヨタ自動車)69.74(35.70、35.04、-1.00)
5ブレイディー・テネル(米国)67.40(33.36、34.04)
6カレン・チェン(米国)62.48(30.08、33.40、-1.00)
7ララ ナキ・ガットマン(イタリア)60.45(31.05、29.40)
8ジュネーベラ・ネグレロ(イタリア)59.55(31.23、28.32)
9アリソン・シューマッハ(カナダ)59.19(30.31、28.88)
10ガブリエル・デールマン(カナダ)57.22(25.86、31.36)
11マイヤ・マザラ(フランス)55.31(27.87、27.44)
12レア・セルナ(フランス)55.28(28.56、27.72、-1.00)

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