特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

ワクチン代請求など相談2000件 コロナ巡る消費者トラブル

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
マスクをして歩く人たち=東京・銀座で、丸山博撮影 拡大
マスクをして歩く人たち=東京・銀座で、丸山博撮影

 新型コロナウイルスの流行に便乗した詐欺事件や消費者トラブルが、茨城県内で相次いでいる。県消費生活センターのまとめでは2020年1月以降、県内のコロナ関連の相談件数は約2000件に上った。全国ではワクチン接種に便乗し、金銭を要求する不審な電話も確認されていることから、県や県警は注意を呼びかけている。【長屋美乃里】

 県消費生活センターによると、センターと県内各市町村の相談窓口に、20年1月~21年4月13日までに寄せられたコロナ関連の相談件数は計1973件だった。ピークは感染拡大の第1波があった20年春で、4~5月だけで計1307件に上った。内容で多かったのが、「注文していないマスクが自宅に送りつけられ代金を請求された」といった、マスクや消毒液など衛生用品の購入を巡るトラブルで全体の3割弱。次いで、延期やキャンセルとなった結婚式場の費用支払いに関する相談が1割弱だった。

 全国では、中小事業者や個人事業主向けに最大で200万円を支援する国の「持続化給付金」の不正受給が問題化。県内でも昨年末、センターに「受給資格のある個人事業主ではないが、知人から一緒に申請しないかと持ちかけられた」という相談があった。

 また、県警つくば署によると、今年2月上旬、つくば市内で美容室を経営する40代の男性が、融資の保証金名目で約190万円をだまし取られる被害が発生。同署は、詐欺グループが日本政策金融公庫の融資制度をかたり、コロナ禍で苦しむ事業者を狙った詐欺事件とみて捜査している。

 ワクチンを巡っても、東京や大阪などで、医療機関や行政の職員などをかたり、「お金を払えば優先的にワクチンを接種できる」などと呼びかける電話が相次いでいる。12日には、水戸市を皮切りに高齢者向けのワクチンの接種がスタート。県内では現時点でワクチン関連の相談は確認されていないが、荒井英明・センター長は「ワクチンは無料で接種できる。金銭を要求されたら、詐欺だと思ってほしい」と呼びかけている。

 ワクチンに関する相談は「新型コロナワクチン詐欺 消費者ホットライン」(0120・797・188)。

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集