文楽人形遣いの人間国宝、吉田簑助さん引退へ「力出し尽くした」

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吉田簑助さん=文部科学省提供
吉田簑助さん=文部科学省提供

 文楽協会は15日、人形浄瑠璃文楽の人形遣いで人間国宝の吉田簑助(みのすけ)さん(87)が、国立文楽劇場(大阪市中央区)で開催中の4月文楽公演の千秋楽(25日)で引退すると発表した。簑助さんは協会を通じて「人形遣いの道を歩み始めて今年で丸81年。人形遣いとして持てる力のすべてを出し尽くしました」とのコメントを発表した。

 1942年、桐竹紋二郎を名乗り、翌年に「絵本太功記」で初役を遣った。61年、三代目吉田簑助を襲名した。「曽根崎心中」のお初のような世話物の遊女から、「義経千本桜」の静御前、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の八重垣姫など時代物における気品ある役など文楽の女形のほぼすべての役を手がけ、華やかで情感のある芸で観客を魅了してきた。故・初代吉田玉男の遣う徳兵衛とのコンビで簑助さんがお初を遣った「…

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