麻生財務相「じゃあ中国の下水道なのか」 処理水めぐり応酬過熱

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
閣議後の記者会見で話す麻生太郎財務相=国会内で2021年4月16日、町野幸撮影 拡大
閣議後の記者会見で話す麻生太郎財務相=国会内で2021年4月16日、町野幸撮影

 東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出をめぐり、麻生太郎財務相と中国外務省の言い争いが過熱している。麻生氏は13日の閣議後記者会見で「あの水飲んでもなんちゅうことはないそうですから」と海洋放出に問題はないとの認識を示したが、中国外務省は「太平洋は日本の下水道ではない」などと批判。これに対し、麻生氏は16日の会見で「じゃあ中国の下水道なのか」と言い返した。

 処理水の海洋放出をめぐっては、日本政府の方針表明直後から中国や韓国が強く反発。中国外務省の趙立堅副報道局長は14日の定例記者会見で日本の対応を批判したうえで、麻生氏発言を取り上げ「飲んでも問題ないと言うのであれば飲んでみてほしい」と批判していた。

 麻生氏は16日の会見で中国側の反応について問われると「じゃあ中国の下水道なのか。みんなの海じゃないのかね、と思うね」とコメント。処理水は世界保健機関(WHO)が定める飲料水基準を大幅に下回る水準まで希釈されていると説明したうえで「普通の話なんじゃない? (中国の発言を日本メディアが)取り上げるような話になるところが面白いね」と述べた。【町野幸】

あわせて読みたい

注目の特集