洋上風力発電 先進国ドイツと追う日本 現場で見えた課題と期待

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釜谷浜海水浴場に隣接する風力発電=秋田県三種町で2021年2月16日、中村聡也撮影
釜谷浜海水浴場に隣接する風力発電=秋田県三種町で2021年2月16日、中村聡也撮影

 政府が再生可能エネルギー拡大の主力に位置づける洋上風力発電。秋田県の計画地を記者が訪れると、冬の味覚、ハタハタ漁への影響の懸念が高まっていた。一方、秋田県の自治体がモデルとするドイツでは、鳥が思わぬハードルになっている。洋上風力発電の普及は進むのか。日独の現場から記者が報告する。

秋田を洋上風力銀座に

 日本海沿いに風力発電用の風車が並ぶ秋田県。2月、同県三種町の釜谷浜海水浴場を訪れると、隣接する海岸に高さ100メートルの陸上風力発電の風車18基が並んでいた。真下から風車を見上げると、その巨大さに圧倒される。目の前の日本海には好天時、夕日が沈んでいくが、今後はその光景が一変するかもしれない。沖合に、さらに大きい高さ200メートル級の洋上風力の風車数十基を設置す…

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