給食「全部食べる」9割 児童・生徒620人調査 埼玉・ときがわ

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
給食を食べる児童ら=2021年2月22日、埼玉県ときがわ町提供 拡大
給食を食べる児童ら=2021年2月22日、埼玉県ときがわ町提供

 埼玉県ときがわ町と城西大薬学部(坂戸市)は、町内の小中学生を対象にした「給食アンケート」の調査報告書をまとめた。調査結果では小中学生とも約9割が「全部食べる」と答えた。給食を残す理由については5割が「嫌いな食べものがあるから」と回答した。

 調査は町学校給食センターと城西大薬学部医療栄養学科の神内伸也准教授らが共同で2020年11月に実施した。町立小中学校に通う児童・生徒620人が対象で、回答率は96・1%だった。

 給食を完食しているかの問いに、「よそわれたものは全部食べている」(37・9%)という回答が最も多かった。「よそわれたものは全部食べ、お替わりしている」(31・2%)▽「減らしているが、全部食べている」(19%)――を加えると、88%が完食していることが分かった。「減らしても残してしまう」は5・7%だった。

 給食を残したり、減らしたりする理由は、「嫌いな食べものがある」が最も多く、48・9%。「時間が無い」(20・7%)▽「おなかがいっぱい」(19・7%)▽「おいしくない」(5・2%)▽「太りたくない」(3・7%)――と続いた。嫌いな食材は魚、きのこ、牛乳を挙げる児童生徒が多かった。

 分析に当たった神内准教授は「ときがわ町は積極的に食育に力を入れていることから、完食する児童・生徒が多い結果になったのでは。食べ残しを減らすためには、調理や食育で好き嫌いをなくす工夫が重要」と指摘している。町は食育に力を入れており、毎月全国各地の郷土食を給食に出す「日本全国味めぐり」などを実施している。【仲村隆】

あわせて読みたい

注目の特集