戦時下の生活、ツイート 回覧板、玩具…… 独自収集の資料交え 県内有志 /長野

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児童雑誌の付録「へいたいさん双六」を紹介した信州戦争資料センターのツイート=ツイッターから
児童雑誌の付録「へいたいさん双六」を紹介した信州戦争資料センターのツイート=ツイッターから

日々の営みから歴史捉えて

 戦時下の市井の人々の生活を、独自に収集した回覧板や玩具など当時の資料を交えながら紹介するツイッターのアカウントがある。県内在住の有志で作る「信州戦争資料センター」で、時には皮肉やユーモアも込めながら、連日投稿している。センターの代表で、長野市の会社に勤務する50代男性は「歴史は大事件のみの『点』で構成されるのではなく、日々の営みが連なった『線』であることを知ってほしい」と語る。【井川加菜美】

 男性が収集を始めたのは2007年。古物市で、木製の模擬銃が目に留まったことがきっかけだった。子どもでも持ちやすいように銃口から30センチほど短く切り落とされ、小学校名が入った焼き印が押されていた。その後、戦時中に訓練で使われていたものと分かった。当時小学生だった男性の息子が銃を手にする姿を見て「またこれを子どもに担がせる世の中にしてはいけない」と気持ちを揺さぶられたという。

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