沖縄戦での「共死」拒否 島田叡の“個”描く映画 淀川・七芸で23日まで上映 /大阪

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
自作「生きろ 島田叡」について語る佐古忠彦監督=大阪市淀川区で2021年3月9日、河出伸撮影
自作「生きろ 島田叡」について語る佐古忠彦監督=大阪市淀川区で2021年3月9日、河出伸撮影

 沖縄戦のあった1945年、県知事として現地に赴任した神戸市出身の内務官僚、島田叡(あきら)を描いたドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡」が、大阪市淀川区の第七芸術劇場(06・6302・2073)で上映されている。本土防衛の捨て石として軍が県民に玉砕を迫る中、「生きろ」と周りに呼びかけた姿を、TBS報道局の佐古忠彦監督(56)が史料や証言、識者の分析で浮き彫りにした。「戦後、役人の鏡とたたえられた一方、戦争を遂行した側との批判もある。島田が『個』として何をしたかを描こうと試みた」と話す。23日まで。【河出伸】

 島田は旧制神戸二中(現・兵庫県立兵庫高校)出身。小学生のころから読書に親しみ、佐古監督は「思慮深く過ごしてきたのでは」という。佐古監督はTBSで8年前、島田のテレビ番組を作った。番組でその時使いきれなかった証言に、今回新たに取材した内容を加えて作品を完成させた。

この記事は有料記事です。

残り438文字(全文827文字)

あわせて読みたい

注目の特集