特集

ミャンマークーデター

ミャンマー国軍がクーデターを起こし、アウンサンスーチー氏らを拘束。市民や国際社会からは抗議と批判が相次いでいます。

特集一覧

ASEAN首脳会議 ミャンマー国軍トップ出席か 24日軸に調整

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
アウンサンスーチー氏の写真を掲げてクーデターに反対する抗議デモの参加者=ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2021年4月7日、AP 拡大
アウンサンスーチー氏の写真を掲げてクーデターに反対する抗議デモの参加者=ミャンマーの最大都市ヤンゴンで2021年4月7日、AP

 国軍による市民への武力弾圧が続くミャンマー情勢を巡り、東南アジア諸国連合(ASEAN、10カ国)は24日を軸にジャカルタで臨時の首脳会議を開く方針を固めた。複数のASEAN外交筋が明らかにした。タイ外務省は17日、ミャンマー国軍トップのミンアウンフライン最高司令官も出席する意向と発表した。内政不干渉を原則に掲げるASEANが、事態打開に向けてどこまで実効性のある協議をできるかが注目される。

 ミャンマー情勢を巡っては加盟国内で温度差もある。インドネシアやマレーシア、フィリピン、シンガポールは拘束されたアウンサンスーチー氏の解放を求める一方、タイやベトナム、ラオスは軍事政権に一定の理解を示している。タイなどは3月末にミャンマーの首都ネピドーで開かれた国軍記念日の式典にも代表を出席させた。

 だが2月の国軍によるクーデター以降、現在までに700人を超す市民が殺害される事態になり、これまで国軍側に理解を示してきた国の閣僚などからも憂慮の声が上がり始めていた。ミャンマーからの避難民がタイ側に流入するなど域内の治安も不安定化しており、首脳会議ではこうした内容についても協議するとみられる。

 ASEANは3月2日、非公式の特別外相会議をオンライン形式で開き、議長声明でミャンマー情勢への「懸念」を表明。首脳会議ではさらに踏み込んだ内容の提言をまとめられるかが焦点になる。【高木香奈、石山絵歩】

【ミャンマークーデター】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集