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訪米中の菅義偉首相は16日午後(日本時間17日朝)、ワシントンのホワイトハウスでバイデン米大統領と初めて対面で約2時間半、会談した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、今夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催が危ぶまれているだけに、自然と言葉に力がこもった。菅首相は共同記者会見で、「バイデン大統領から(開催の)決意に対する支持を改めて表明していただいた」と胸を張った。
超大国である米国の「支持」に関係者は胸をなで下ろした。大会組織委員会のある幹部は「久しぶりのグッドニュース」と声を弾ませた。国内では、大阪で公道での聖火リレーが中止されたほか、自民党の二階俊博幹事長の「中止」発言で火消しに追われたばかりだった。
ただし、前向きな見方ばかりではない。…
バイデン米大統領との会談に臨む菅首相(右)=ホワイトハウスで2021年4月16日、AP
菅首相との会談に臨むバイデン米大統領=ホワイトハウスで2021年4月16日、AP