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とうほくえきものがたり

東北各地に点在するユニークな駅。知る人ぞ知る、駅にまつわる物語を紹介する。

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米内沢駅 音楽と笑顔、憩いの場 /秋田

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 <東北駅物語>

 駅舎に住民が集い、歌声や笑い声が響き渡る。駅がある北秋田市米内沢(よないざわ)はかつて、阿仁街道の川港町で、「浜辺の歌」や「かなりや」などの作品で知られる作曲家、成田為三(1893~1945年)の出身地だ。地域住民らでつくるNPOなどのアイデアで駅舎がミュージアム化され、鉄道利用者の旅を演出。地域の新たなコミュニティーになっている。【田村彦志】

 米内沢地区は、「平成の大合併」で2005年に鷹巣阿仁部4町が合併し、北秋田市が発足するまで旧森吉町の中心部だった。県中央部に位置し、世界自然遺産の白神山地や鳥海山、日本海が一望でき、ふもとが秋田内陸線のルートとなっている独立峰の森吉山(1454メートル)がそびえ立つ。

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