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三浦瑠麗さんが語るジェンダー 女性自ら呪縛を解き放て 「運動」の広がりに期待

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三浦瑠麗さん=藤井太郎撮影
三浦瑠麗さん=藤井太郎撮影

 国際政治学者の三浦瑠麗さん(40)はテレビ番組に出演中、司会者に“物言い”をつけることがある。「今、男性の意見だけが述べられていますが……」。政治・安全保障は特に男性が多い研究領域。男性社会の壁は厚い。森喜朗元首相の女性蔑視発言に反発して「#わきまえない女たち」の運動が広がったが、三浦さん、そろそろ日本も変われますか?

 東京・永田町のシンクタンク「山猫総合研究所」。2時間のインタビューに応じた三浦さんは、その間「フェア」「フェアネス」という言葉を繰り返し口にした。その数、10回以上。

 森氏の蔑視発言があった2月3日、三浦さんは自身のツイッターに投稿した。翌4日も「東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長でありながら、逆のメッセージを女性に伝えてしまった」とつぶやいた。

 一呼吸おいて情報発信をするのが三浦さんのルール。今回に限ってすぐ反応を書き込んだのはなぜ? 「発言のどこが問題なのか、直ちに伝える必要があると思いました。女性はなぜ誰かが発言するとパラパラと手を挙げるのか。それは公の場で発言するチャンスがあまり与えられてこなかったから。なのに、森さんは『嫉妬』や『闘争心』から来るものと理解していた。全然分かっていないなあと」。おっとり口調だが辛口である。

 三浦さんは、男性社会における女性への不当な扱いは、女性に対する無理解や誤解から生まれると話す。…

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